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Mika FUKUSHI (Art Museum and Gallery Studies MA)
Tomoko HOYA (Urban History MA)
Mika TATEISHI (MSc Human Resource Management and Training/Distance Learning)
Tsubasa KAWABATA (MA TESOL)
     
◆Mika FUKUSHI (Art Museum and Gallery Studies MA)
     

2018/2019年度のArt Gallery and Museum Studies の修士課程のコースに通うべく、こちらの日本事務局にお世話になりました。行く前はとても不安で、細かい生活のことや金銭についても、かなり相談に乗っていただくことができ、とても心強かったのを覚えています。同じ時期に留学される方の連絡先なども、こちらを経由して教えていただくこともでき渡航直後はとても助かりました。

レスター大学に留学してよかったことはたくさんあります。まずpre-sessionalのStudy Skills(二週間コース)を受講したのですが、英語で論文を一度も書いたことのない私にとっては、大変必要な授業でした。論文の書き方や、引用文の書き方、論文で使う単語などを二週間で叩き込まれます。これはエージェントの福元さんに勧められて取ったのですが、取ってよかったです。アジア人が多いコースですが、ここで知り合いを作っておいたのも後の助けになりました。

Art museum and gallery studiesのコースでは同期の方々がとてもやる気があり、皆情報量も多く、行動的で、刺激を受けることができました。ロンドンにも、有名な博物館学の大学院は多くあるとは思いますが、何せ留学初心者、海外初心者の私にとっては、コースでも、課題でも、語学コースでも、手続きや寮生活に関してもかなり手取り足取りに手厚く大学側にサポートをしていただけたので大変助かりました。例えば、私のコースでは、語学コースが本コースと連携しているので、課題のサポートをしっかりしてくれて、課題提出前に事前チェックも行ってくれるので、大変助かりました。また、教授陣もサポート体制がしっかりしていて、質問や課題についてのアドバイスなど、細かく指導していただけました。 そして、修論を書き終えて、インターンを終えようとしている今、英語力に関しても、専門性に関しても、かなり伸びたように実感しています。個人差はもちろんあると思いますが、他大学でよく聞く、入るまでは手厚かったが入ってから手厚く無くなった、というのが全くなく、卒業してからも連絡を取り続けてくれる教員も多いことからも、サポート体制は抜群だと思います。ただ、とても課題が短期間で出され、そして私のコースではインターンが単位のうちに入っているので、急ピッチで修士論文を書き上げたのでとても忙しかったのですが、その忙しさも実力の伸びにつながったような気がしています。

次に、レスターという街ですが、本当に小さな場所だと思います。そして、ロンドンまで遠かったり(75分)と、不便ではありますが、学位を取る目的なら、むしろその方がよかったと感じています。こちらの大学院は課題が多いので、多くの場合、家と学校と図書館の往復になるので、家賃が比較的安価なレスターを選ぶのは得策のような気もします。そしてその小ささから、出会った人とは濃い付き合いになることが多く、日本人会で知り合った方と日本に戻ってからも会ったり、出会った現地の方と口コミでギャラリーのボランティアの機会を得たりと、とにかく深い付き合いになりやすいところが良さだと思います。

寮生活で、こちらでアドバイス頂いた通り、女子寮、院生以上の学生希望と書いたのが本当によかったと感じています。他のフラットと違って、とても静かで、綺麗で、かつフラットメートともいい距離感のいいフラットに住めました。Nixon Courtというところに住んでいたのですが、Opal courtのシングルと比べると部屋は少し広めで、シャワー室などに清掃の方が週一回きてくれるので、清潔に過ごせました。そしてコンロが二台あったり冷蔵庫と冷凍庫が別であったり、シンクが二台あったりと、キッチンの設備も広々としていました。 そして持ち物ですが、日用品は全て近くの大型スーパーやwilkoという格安の日用品店で揃えることができます。一つ後悔しているのは、日用品は詰めずに、もっと日本の食材や調味料を持ってくるべきでした!(近くに中国スーパーがあるのですが、日本のブランドの酒や味噌、醤油、みりんは手に入りませんでした。) と、細かく生活面のことを書きましたが、コース内容も含めて、総じてかけがえのない良い経験になりました。大学選びなど、数あるものから選ぶのはとても大変だと思いますが、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。この留学に関してサポートしてくださった福元様、本当にありがとうございました。

     
◆Tomoko HOYA (Urban History MA)
     

私は2018年から2019年にかけて、Urban History MAコースで学びました。  大学への出願は留学前年の2017年の夏前から始め、年内の12月には大学から正式にUnconditional Offerの連絡がありました。出願にあたっては、必要な書類を揃えたり、CVやPersonal Statementの作成等、慣れないことも多かったですが、こちらの日本事務局の福元さんの手厚いサポートでスムーズに願書等を提出することができました。また日本事務局には、その後の学生ビザ取得の際にも相談にのっていただき、安心して手続をすることができました。本当に感謝しています。  

大学の新学期は9月の最終週に始まりますが、私は福元さんの勧めもありStudy Skills CourseというPre-sessional Courseを学期前に受講しました。コースの目的は主に英語で論文を執筆するための基礎固めですが、その一環で図書館データベースの使い方やオンラインでの課題提出方法など、その後の大学生活で必要な事も学べるなど、留学生にはオススメです。寮にも少し早く入寮することができますし、新しい環境での生活を余裕を持って始めることができる、と言う点も、このコースの大きな利点かと思います。  

私が専攻したUrban History MAは、授業自体はHistory MAとUrban Conservation MAの学生と一緒に授業を受けることが多かったです。どちらのコースも他学科に比べると人数が少ないようで、必然的に授業は少人数、毎回何かしら発言を求められるため、予習が欠かせませんでした。授業の初めにReading Listが配布され、毎回の授業で読むべき本や論文が提示されます。これがかなりの量で、毎回授業の直前まで予習をしていました。授業評価の方法はほとんどがレポート(3,000~4,000 words)でしたが、筆記試験が1回、その他にポスタープレゼンテーション、グループプレゼンテーションなどもありました。特にプレゼンテーションの評価は厳しく、発表内容はもちろんですが、スライドの見やすさ、資料提示の方法、質疑応答の姿勢など細かく指導があり、現地の学生でもかなり苦労していました。春学期には通常の授業に加えて数回フィールドトリップの機会があり、レスターから少し離れた都市にも電車で訪れ、現地で重要な建築物などを教員や現地のボランティアガイドの方と一緒に見学する機会もありました。  

授業以外の生活では、大学のスポーツセンターをよく利用しました。スポーツセンターは有料ですが、様々なトレーニングマシンやプール、サウナ、ジャグジーなどを自由に使う事ができます。会費は年払いや都度払いなど選べるので、一度は使ってみることをお勧めします。私は大学のクラブではないですが、センター利用者向けのランニングクラブに参加し、毎週1回、おしゃべりをしながら1時間程度レスター市街を走っていました。メンバーの方々には夏に自宅でのBBQに呼んでもらったりと、学生生活とはまた少し違った人間関係を築くことができました。皆さんとは今でも連絡を取り合っています。  

他に、アルバイトも経験しました。6月から9月にかけては大学院の授業はなく、指導教員との面談と修士論文の執筆だけとなるので、空き時間をレスター大学の学寮の清掃・管理のアルバイトに当てました。留学生が現地でアルバイトを探すのは大変だと聞きますが、大学が窓口となるアルバイト紹介のサイトがあり、そこから比較的簡単に仕事を探すことができます。給与の支払い元も大学なので安心して働くことができると思います。特に留学生向けの仕事、というわけではないので苦労したこともありますが、いい経験になりました。  

最後になりますが、レスターはとてもいいところです。ロンドンのような大都市とは違いますが、思い出に残っているところがたくさんあります。よく歩いたNew Walk、花火を見に行ったAbbey Park、週末サッカー観戦に行ったKing Power Stadium、よくランニングをしたVictoria Park、などなど。留学本番までレスターを訪れた事はなく不安もありましたが、ここで出会えた友人たちともたくさんの思い出を作ることができ、今ではレスターに決めて本当に良かったと思っています。イギリス留学をお考えの皆さん、ぜひレスター大学を一つの選択肢として検討してみてください。

     
◆Mika TATEISHI (MSc Human Resource Management and Training/Distance Learning)
     

私は、50歳を迎え後半の人生の生き方を真剣に考えるようになり、2022年6月、51歳にしてレスター大学MSc Human Resource Management and Training (Distance Learning)に入学しました。コースは遠隔学習であり、4か月に一度のペースでレポート(4000-5000 word)を提出しています。

遠隔学習のメリットとしては、日本にいながら自分のペースで学習することができるため今の生活に大きな影響を与えることなく学べるという点です。また、必要な時にはいつでも担当教授やコースリーダーに連絡して指導を受けることができるため、自律的に主体性をもって学びに取り組んでいれば得られるメリットは多くあります。一方で、課題があるとしたらキャンパスと違い、現地で五感を通して感じる所謂肌感覚はなく、多様な価値観をもつクラスメートと対面で意見交換する機会がないため孤独を感じることがあります。そして自分からコンタクトしなければ問題ないと見なされ担当教授やコースリーダーからの連絡は定期的にはありません。つまり、目的意識や主体性をもって学ばなければ得るものは少なくなります。自分次第です。私はクラスメート数名とWhatsupを通して励まし合ったり近況を報告しあったりしています。年齢も国籍も様々な人たちとのつながりは大きな力になっています。

関連文献を読みレポートを作成する作業は、久しく学びの場から離れていた私には大きな挑戦であり、実際苦労していますが、何より好きなことをしているせいか楽しくて仕方ありません。レポートを作成するにあたってはplanningの段階でコースリーダーに提出し意見を頂いています。もう少し意味のある内容を書けないの?という厳しいフィードバックを頂いたことがあり、一瞬青ざめかなり凹みましたが、直ぐにレポートの骨格を軌道修正することが出来ました。これも興味のある好きなことをしているから、厳しい指摘も素直に耳に入り有難いとすら思うのだと思います。今、この充実した時間を送れるのはレスター大学日本事務局の福元裕子さんのお陰です。出願にあたり、福元さんは私の考えや希望に丁寧に耳を傾けてくださり、言いにくいことも助言してくださいました。また、受け入れる大学側の視点にたって私のCVやPersonal Statementを添削してくださいました。一度は不合格となった私が2度目のチャレンジで合格できたのは福元さんからのご支援があったからです。福元さんは正に私の自己実現を促すコーチングのコーチでありメンターのような存在です。

50代での学びは確かに楽しいですが、何事も始めるタイミングは早ければ早い方が良いように思います。事情は人により様々ですが、私の体験がモヤモヤ期を過ごしている方の一助になれば幸いです。

     
◆Tsubasa KAWABATA (MA TESOL)
     

私は入学前に英語の力を伸ばすためにpre-sessional course に入り、その後2021/2022年度の修士課程、MA TESOLコースに入学し、卒業しました。レスター大学大学院に入学する際、そして現地でもこちらの日本事務局の福元さんに大変お世話になりました。とても感謝しております。大学院に提出する履歴書の書き方お教えてくださっただけでなく、文章の添削や教授とのやりとり、そして現地の空港から大学の寮までのタクシーの手配もしてくださいました。現地で何かトラブルがあった際にも対応してくださり、感謝に絶えません。海外の学校に入学するということに加えてビザの発行申請までも初めてのことばかりであったので、不安でした。ですが、福元さんが全てサポートしてくださり、大変感謝しております。これを読んでいる方の助けに少しでもなればと思い、体験記を書きました。

[到着]
現地の空港に到着すると、駐車場に事務局が手配してくださったタクシーが待っていてくれました。そのおかげで、現地で迷子になることなく寮まで行けました。これを読んでいる方にアドバイスがあります。それは、大学とのメールのやりとりや寮の支払いの領収書などをコピーして現地まで持っていくことです。全てがしっかりといくと思っていると大きな問題になります。私の場合は、現地で過ごす部屋が手配されていませんでした。念の為に持ってきたコピーを見せて、料金をすでに払っていることをしっかり話したら、納得してくれました。たまたま部屋が空いていたのでそこを使えるように調整してくれたので野宿にならずに済みました。

[pre-sessional]
Pre-sessionalコースは英語の能力により、コースの長さと授業内容が変わります。このコースでは大学院に入学した後のことに備えて大学院で使用する学術的な単語や論文の読み方、書き方等を学べました。これらの知識と経験は大学院に入学してから大変助かりました。また、このコースで出会った友人たちは、コースが終了して各々のコースに入学しても頻繁に遊んでいました。今でも交流がある友達もいます。勉強的な側面だけでなく、友人を作るという面においてもこのコースはおすすめしたいと思います。

[現地での生活① クレジットカード]
私がイギリスに住んでいる時はコロナが真っ盛りから終息の兆しが見えてきている期間でした。その為、Uber-eats等のデリバリーを頼むこともしばしばありました。その時にあった出来事をもとに、この先レスターに入学する人にアドバイスがあります。  Uber-EatsやUberを使う際に、日本のクレジットカードだと使えないことがあります。その為、イギリスの銀行で口座を作り、クレジットカードを作らなくてはなりません。私がお勧めしたいのはStarling Bankです。これはデビットカードと同じシステムで、支払いを行うと直ぐに口座から引き落とされるカードになります。私がこの会社をお勧めする理由はいくつかあります。一つ目はこの会社はネット上の銀行である為、最短2日でカードを発行可能であるということです。他のカード会社の場合、2週間近くかかることもあります。また、この会社はアプリでお金を管理できます。ただ、郵便局で現金を入金しないといけないのが難点です。

[現地での生活② 学生寮]
私がpre-sessionalコースに通っている間は大学の寮に住んでいました。寮はブロック毎に別れており、完全一人部屋、キッチン共有、キッチン・トイレ・バス共有の3タイプがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので念入りに調べることをお勧めします。コロナ禍中であることもあり、一人部屋を選びました。全ての寮はエリアで纏まっていますが、地図をみてもらえるとわかると思いますが、シティリビングは纏まってキャンパスから近い場所に建っています。5分ぐらいでメインキャンパスには辿り着けますが、キャンパス内がとても広いので、通う学部によっては寮からとても離れていることがあります。私もその一人でした。pre-sessionalコースはメインキャンパス内で行われるため、寮から10分もあればつけたのですが、TESOL MAの建物は寮から片道20分以上離れていました。それを遠いと感じる方は、自身で家を借りたり、近めの学生寮を選んでみてはいかがでしょうか。  学生寮の利点として交流が盛んであることが挙げられます。毎週決まった曜日にパーティーが開かれ、お酒を片手に寮内の学生達と交流できます。残念ながら、コロナ禍かつ夏休みであったこともあり、生徒の数が少なかったですが、それでも楽しくさまざまな学生達と交流できました。

[現地での日常生活 ③食べ物・飲み物]
レスターは少し歩くだけでCity Centreに行くことができます。中心街であるため、さまざまなレストラン、スーパー、雑貨屋、服屋など、生活必需品に困ることはありません。また、日本人であれば日本の食材が恋しくなることもあると思います。そんな時はAsian marketにいくのがお勧めです。中国、韓国、日本の食材やお菓子が簡単に手に入ります。  飲み物に関して、一点絶対にお勧めすることは、日本と違って水道水を飲むことができないということです(*)。基本的に、水道水をお水代わりにして飲める国は世界的にみても限られてきます。イギリスは飲める方ではありますが、浄水器を買うことをお勧めします。自分はBRITA製の浄水器を使っていました。(*注:厳密には、飲用は可能ですが、硬水なのでお腹が緩くなる場合があります)

[大学院]
大学院はコースごとに校舎が異なるため、キャンパス内だけで完結することがないです。その為、学校の寮から結構歩くこともあります。私がいたTESOL MAは、授業ごとに校舎が異なっていたので、キャンパス内のビルを使うこともあれば、キャンパス外の学校の建物を使うこともありました。  コースの仲間たちは同じ志を持っている人たちであるので、切磋琢磨して学んでいけるいい環境でした。海外の大学院は、学生からストレートで入る人よりも社会人を経験してから入学する人が多い印象です。学部や学科によるかもしれませんが、私がいたコースは社会人経験者が大半を占めていました。レポート等の課題が多いですが、その代わり授業内容はとても面白く、興味深かったです。わからないことや調べ物は大学内の図書館を活用して調べられるのでとても便利でした。

[図書館]
図書館には多くの本がありますが、静かに読むだけのスペース以外にも、気軽に談話やプレゼンができるスペースがあります。また、オンライン上のデータベースにはデジタルデータとして数多く保存されています。その為、わざわざ図書化に出向かなくても、それを使えば欲しい論文も手に入れられます。もちろん、デジタル化されてないものは本を借りないと読めません。蔵書数には目を見張るものがあります。

 最後に、別の国に行って生活をし、学んでいくことに、最初は不安があるかとは思います。ですが、安心してください。現地にいる人達は親切な人ばかりです。レスターの土地柄、学生や留学生が街にたくさんいます。その為、学生にも日本人にも優しい街です。困ったことがあれば学校の教職員に相談すると、みんな快く助けてくれますし、そして何よりも福元さんとやり取りができます。やっぱり日本語が通じないというのは壁になることがあります。英語ではうまく言えないことや伝えられないニュアンスを相手に伝えたい時、何かを学校側と交渉しなくてはいけない時など、福元さんが日本人学生と相手の間に立ってくださり、やりとりをしてくださいます。とてもお世話になりました。これを読んだみなさんの少しでも役に立てれば幸いです。レスターでの生活を楽しんでくださいね。