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University of Leicester, UK  
 
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【3】 M.M (MA in Museum Studies)
   Rina TAKAYANAGI (BA in Archaeology)
   Nanae HAMA (MA in Victrian Studies)
   Junko KANEHIRO (MA in Globalization and Communications)
   Akina KAWAMOTO (MA in Mass Communications)
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◆M.M (MA in Museum Studies)
     

レスター大学の博物館学コースの良さは、教授にアプローチしやすいところだと思います。メールでの質問、もしくは、オフィスアワーに直に訪ねることで、 常に心強いサポートを得ることが出来ました。母国語でない言語で修士課程に取 り組む事に大きな不安を抱えて留学をスタートさせましたが、お陰様でなんとか 乗り切ることができました。

また、カリキュラムに組まれているインターンシップの制度はとても充実しています。事前に当コースの学生のインターン受け入れを承諾している200近い博物館の中から選び、応募します。インターンの内容は、オンラインの掲示板で閲覧可能なので、自分の希望にあった博物館が選択可能です。私も大英博物館でインターンを経験しました。博物館学コースで学んだ事を、 現場で実際に見て理解を深められる貴重な体験でした。

     
◆Rina TAKAYANAGI (BA in Archaeology)
     

私はスコットランド、グラスゴーで一年のファンデーションコースを終え、現在レスター大学の学部で考古学を学んでいます。レスターを選んだきっかけは、まず大学の、留学生を含む生徒への対応、生活や勉強面でのケアが丁寧なことです。また、レスターの街はイギリスの中でも特にさまざまな文化的背景を持つ人が多く暮らしており、より柔軟で多様な考え、雰囲気があるのではないか、もっともっと知らない世界に触れられるのではと思い、レスターで学ぶことを決めました。

入学が決まった後初めて訪れたレスターは、想像していた以上にさまざまな国の服、食、言葉に溢れていて、とても活気的でした。街にはHigh Cross ショッピングセンターを中心にして色々なお店が並んでいます。お店はTop Shop, Zaraなどの衣類からCurrys などの電気製品まで幅広くあるので、生活する上でとても便利です。レストランもイギリスやイタリアから、インド、中国、スペイン、タイの料理など実に多様です。High Crossには映画館の隣にYo!Sushiというお寿司のチェーン店もあります。

同時に、少し街の中心、city centreを離れたところでは、歴史と落ちつきも感じられます。Newarke Houses Museum をはじめ博物館、ギャラリーが複数あり、ノルマン時代から現存する教会などもあります。De Montfort 大学周辺の川沿いや雰囲気ある並木道の続くNew Walkは、私のお気に入り散歩コースです。大学の裏にはVictoria Parkがあり、天気のいい時はランチなどを食べながら、広々した芝生でゆったり過ごせます。

勉強面は、学期中は大体、授業のための読み物やエッセイなどの課題で忙しいです。また授業やそれらの課題を通して、語学の面やちょっとした考え方、表現の仕方の違いなどでも困惑することはあります。しかし提出物の添削がとても丁寧で、先生方もフレンドリーで協力的なため、好きなことをとことん学ぶにはとてもいい環境だと感じています。また図書館内にはStudent Development Servicesがあり、あらゆるレベル(BA/BSc, MA, PhD)の生徒に対し、必要に応じた勉強面、就職面でのサポートを行ってくれます。私は1対1のカウンセリング形式でのエッセイ添削や、最近は三年次のためのDissertation Workshopなどを利用しています。

私の通う考古学部はほかの学部と比べると少人数なのですが、そのため生徒同士や先生との関係がより近く、留学生も馴染みやすいのが魅力だと思います。小さなグループでよりディスカッションがしやすく、先生方とappointmentを取る場合も混み合わないので、たっぷり質問などができます。考古学専攻では1年目、2年目の夏に発掘の実習があり、そこで考古学者の指導を受けながら実際のプランニング、遺跡や遺物の扱い方、記録の仕方を学びます。特に2年目にはヨーロッパはじめアジア、アフリカ、南米などさまざまな地域を自分で探し、選ぶことができるので、自分の興味に直接関連した土地で発掘技術を学べることも非常にいいことだと思います。私は今年、南イングランドのExmoorという場所で先史時代の遺跡発掘に参加しました。天候が非常に悪い中でトラブルも多かったのですが、チームのみんなとキャンプをしながらの作業は大変さよりも楽しさのほうがずっと多かったです。発掘に携わる上で、知識や技術に加えチームワークが非常に大切なのだということを身をもって学びました。


3年次に進む今、これまでの2年間で得られた人間関係や忍耐、異なるやり方を理解する柔軟性はとてもありがたいものだと感じています。はじめは自分の英語力のなさから落ち込んだり、セミナーや友達同士の付き合いなどでも、ちょっとしたやり方の違いを感じてあまり深く踏み込めなかったりと、ストレスを感じてしまうことも多かったです。培ってきた感覚の違いは意外に頑固ですが、学業面でも対人関係においても、自分を持ちつつも異なった感覚を取り込み、うまく使い分けていくことが私にとって一歩前進になるのではないかと思っています。

     
◆Nanae HAMA (MA in Victrian Studies)
     

2009-10年度ロータリー奨学生として、Victorian StudiesMA)コースに入りました。レスター大学はヴィクトリア朝研究を専門にする学生にとっては最適な研究機関で、またとても高い評価を得ています。このコースは他のコースと比べて、極端に授業数が少なく、その分、1回の授業に課せられる予習の量が膨大です。クラスメートのうち留学生は約3分の1程度。そのため授業中のディスカッションは理解することがとても困難でした。しかしながら留学生として渡英したことを考えれば当然の環境であり、また本場の授業を体験する良い機会だったと言えます。

大学院で本格的な講義が始まるのは10月上旬です。しかしすぐに本場の講義について行ける自信がなかったため、8月下旬からStudy Skillsコースに入りました。ここでは大学院での講義を想定して、プレゼンやディスカッションの方法、効果的なリーディング法やメモのとり方などを学びました。特にエッセイの指導が充実しており、個人の能力や研究内容に合わせて指導していただけます。私はこのコースに参加したおかげで、英語力強化だけでなく、生活環境を整える十分な時間を確保することができました。自分が住む町を把握し、キャンパスや図書館の設備を知ることで比較的余裕を持って学業に専念できます。Unconditional Offerで留学が決まっていたとしても、このコースを受けることを強くお勧めします。

レスターはイギリスの中でも、比較的住みやすい所だったのではないかと思います。現地の方々はとても親切で、あらゆる施設が徒歩圏内にあります。大学寮と学校も近く、生活費も1日£5-6程度で済みます。レスターでは20名ほどの日本人留学生に会いました。そのうち、こちらの日本事務局を経由して出願した学生は約半数だったように思います。大学の交換留学制度や大手エージェントを利用する方法もありますが、私はレスター大学日本事務局のサポートにとても満足しています。出願から渡英まで一貫して日本事務局の福元裕子さんにお世話になり、大学と迅速で丁寧な連絡を取っていただけました。また現役のレスター生やOBの方と連絡がとれたことで、学業や生活に関する不安を随分と払拭させることができました。同じ奨学金制度を利用した方や同じコースで学んだ経験のある方と連絡を取る機会に恵まれたため、早い段階で1年間の流れをつかむことができました。現地におられる学生や同時期に渡英する学生と連絡が取れるのはこちらの日本事務局ならではのサポートであり、大きな強みであると言えます。これからも、こちらの日本事務局のサポートによって、レスター大学の仲間が増えていくことを願います。私もOBの一人として少しでも力になれることがあれば、喜んで協力いたします。

     
◆Junko Kanehiro(MA in Globalization and Communications)
     

メディアの世界で長く働いていましたが、アカデミックに自分の仕事をきちんと総括したいという気持ちが強く、レスターを選びました。選んだ理由の一つは、単にメディアだけではなく、グローバリゼーションとメディアの関係を専門に教えるこのコースがあったからです。授業の内容は非常に今日的なテーマが多く、映画からニューメディア、テレビ、などのメディアと、ジェンダー、経済、政治、犯罪などとの関係を論じるものなど、おそらく日本の大学ではメディアについてこれほど深く広く研究できるところはなかなかないのではないかと思います。

また、レスター大学は研究だけではなく、生徒の生活一般に関するケアも非常に厚い大学で、留学生にとってはとても心強いものだと感じました。MAのコースが始まる前の英語準備コースELTUでは、銀行口座の開き方から、NHS(医療保険)の加入、ヴィザの延長に関するバックアップなど、非常に丁寧なセッションが幾度も開催されます。また大学のWelfare Officeも様々な相談に丁寧に応じてくれますし、コースにもパーソナルチューターという生活一般にまでの相談に乗ってくれる担当レクチャラーがつきますから、何かあったときには、彼らに相談すれば何らか解決策が見つかるという心強い環境でした。

レスターの町もロンドンに近いのに、安全でしかも物価が安いという環境で、一度も怖い思いはしたことがありませんでした。特に移民が多い町なので、Globalizationを肌で感じることも出来ました。また、レスターは他の町に比べて大学とCity Centreが徒歩圏内なので買い物などにも便利だと思います。他の大学をよく知っている地元の人に聞いても、このような環境で、しかも質の高い教育を受けられるのはレスターの大きな利点だと言うことです。

私はレスターで過ごした1年間の留学生活には本当に満足しています。

     
◆Akina KAWAMOTO (MA in Mass Communications)
     

私は2010年秋より約9ヶ月間、レスター大学大学院でマスコミ学を勉強しました。充実した図書館や、しっかりとした校風に惹かれて入学を決めました。

在学中は課題に追われる日々でしたが、数年前に建て替えたばかりのきれいな図書館で集中して勉強することができました。また学生の質も非常に高く、勉強熱心な方たちばかりだったので、お互いに励まし合って困難を乗り越えることができました。 教授陣も、プロ意識の高い方ばかりでしたが、私の受講したコースは学生数が多すぎたせいか、週に1度、限られた時間しか担当教授と会う機会がありませんでした。 エッセイの書き方や論文のフォーマットについては、Student Development のスタッフの方が無料でレクチャーをしてくれるので、安心して取り組むことができました。

大学寮についてですが、私は Nixon Courtという自炊式寮(洗面所付シングルルーム)に滞在しました。キャンパスから非常に近く、授業開始の15分前に部屋を出れば間に合う距離でした。 一つのコリドー(廊下)を5人の中国人学生とシェアするかたちでしたが、キッチンとシャワーが共有なので、本当に家族のように仲良くなることができました。ゴミ出しや冷蔵庫の使い方などでカルチャーショックもありましたが、お互いの文化を認めて尊重しあういい機会だったと思います。

日本で就職活動をするため、同級生より早く帰国して日本で修士論文を書くことになってしまいましたが、可能であればぎりぎりまで滞在したかったです。それくらい素敵な大学でした。